より多くの記事
ニュース
琴という言葉

このように、元来、和語(大和言葉)の「こと」という言葉は、現在の和琴の元となった弥生時代以来の「こと」から発して、奈良時代以降大陸から多数の弦楽器が渡来したとき、それら弦楽器全般を総称する言葉ともなった。この「琴」という字を「こと」と訓じたために、言葉の使われ方に多少の混乱がある。

例えば、『源氏物語』などの古文では、「琴」は、この項で説明している琴(きん)のほかに、琵琶などすべての撥弦楽器を指している。このことは、明治時代に日本に新しい楽器が入ってきた際に、洋琴(ピアノ)、風琴(オルガン)、手風琴(アコーディオン)、自鳴琴(オルゴール)、提琴(ヴァイオリン)などと呼ばれていたことからも伺い知ることができる。


DiggDigg   | RedditReddit   | Add to Mixx!MixxDeldel.icio.usStumble Stumble it!Bookmark and Share Share it